デジタルサイネージ基礎知識

特注サイネージ製作具体例:加工編

展示会デジタルサイネージ製作について(加工編)

今回はリテールテックJAPAN東京ビックサイト(2022年3月1日(火)~4日(金))出展用に
自社製作したサイネージ筐体を例にイワサキでの加工についてご紹介します。

①板金

板金ではトルンプ社のレーザー加工機を使用しています。
板を形通りに抜くだけでなく、パンチング加工やネジ穴加工もすることが可能です。

曲げ工程ではでサルバニーニとブレーキを使いわけています。

今回の展示会ではサルバニーニの機械を使って曲げました。
サルバニーニでは大きいものや重いものの加工に適しており
段取り変えも自動でおこなえる他、直角だけでなくアーチ状でも金型が不要な加工方法です。

これらの理由から今回は金型不要でコスト面でも抑えることが出来るサルバニーニを使用しました。

③パイプ

今回の展示会用什器では補強とベースを角パイプで製作しました。
パイプ加工はBLM社の3次元レーザー加工機を使用しております。

金型が必要なプレス加工に比べて、金型不要なレーザー加工機は今回のような特注品の場合
低コスト短納期に対応することが可能です。

また今回は使用していませんが弊社ではパイプベンダー機も保有していますので、
パイプの曲げ加工にも対応することが可能です。

 

④溶接

溶接工程では、CO2溶接とTig溶接の2つを使用しております。

今回の什器では、ショッピングセンター等で使用することを想定しているため、
組付けた際に隠れるところはCO2溶接、お客様が手で触れる面は Tig溶接と溶接後の仕上げをおこなっています。
Tig溶接はスパッタが出ない溶接方法のため、手で触れてもケガをする恐れはなく、外観もキレイにすることが出来ます。

このように溶接の種類を使いわけ、お客様にとって最善のご提案をさせていただきます。

 

まとめ

今回各工程で金型作成の必要がありませんでしたので、図面完成後3日間の製作日数で加工が完了いたしました。
このように弊社では各工程に最新の機械を導入しておりますので、お客様の希望する形状にお答えすることが可能です。

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